淡路島の観光というと北側の西海岸エリアが話題になりがちですが、島の南側「南あわじ市」も、うずしおの展望施設からイルカとふれあえる施設、道の駅まわりの食べ歩きまでそろっています。2024年8月の淡路島旅行で、我が家が南あわじエリアで実際に回った7か所を紹介します。
営業時間・料金などの施設情報は2026年9月時点で公式情報を確認していますが、おでかけ前に最新情報のご確認をおすすめします。
先に結論:うずの丘は朝イチに行く
このエリアで一番の学びがこれでした。うずの丘 大鳴門橋記念館は、朝イチに行ったときはスムーズでした。ところが夏休みの平日の昼は、駐車場に入るまでに長蛇の列で、私たちは入るのを諦めました。
駐車場は200台ある施設なので、台数が少ないという話ではありません。夏休み期間はそれでも足りないということです。ここを目的地に入れるなら、開館の9時に合わせて先に済ませてから、他のスポットへ回る順番にしたほうがいいです。
実際に回った7スポット
シルエラシルクロ(松帆古津路)

バウムクーヘンの専門店です。お土産にもぴったりで、イートインスペースもあります。移動のあいまに座って甘いものを食べられる場所があるのは、子連れだと素直に助かります。看板商品は「ONI-ON BAUM(オニオンバウム)」で、南あわじの旅館「うめ丸」から生まれたお店とのことです。

店内のガラス越しに、バウムクーヘンを焼いているところが見えます。 芯棒に生地を重ねながら回っていくので、子どもはここでしばらく止まっていました。


イートインの看板商品は「シルシルソフト」(バウムクーヘンとバニラのソフトクリーム)です。訪問時(2023年11月)の掲示では通常500円のところ「今だけ」380円(税込)で、+50円でチョコレートソースのトッピングができると書かれていました。

ドリンクも、訪問時のメニュー表では淡路島牛乳のカフェラテ440円・カプチーノ480円、淡路島牛乳(130ml)300円、島サイダー320円など。イートインは先に会計する方式でした(いずれも訪問時の掲示。最新は店舗でご確認ください)。

イートインには、きのこ型の椅子と小さな丸テーブルの子ども用の席があります。 大人用の椅子に座らせて落ちないか気にする、という時間がなくなるのは子連れには大きいところでした。
駐車場は無料でした。営業は10:00〜18:00、水曜定休(変更あり)です。
うずの丘 大鳴門橋記念館(福良丙)
うずしおや大鳴門橋を見られる高台の施設で、屋上展望台・うずしお科学館・ショップ・レストランが入っています。前述のとおり、朝イチはスムーズ、夏休みの平日の昼は駐車場に入れず諦めました。
うずしお科学館は入館料が大人300円・小中高生100円で、未就学児は保護者同伴で無料です(9:00〜16:30)。屋上展望台は入場無料。子どもが小さいうちは、展望台とショップだけでも十分に時間を使えます。休館日は火曜(祝日の場合は臨時営業)で、12月中旬のメンテナンス休館と12月31日・1月1日も休みです。駐車場は無料で200台。
RED WAGON(福良甲・チャレンジモール福良CAP内)

淡路島バーガーのお店です。道の駅福良のすぐ横にあるので、どちらも一緒に楽しめました。 コンテナが並んだ「福良cap」というフードモールの中にあり、テイクアウト中心の店が数店入っています。歩き回らずに食べたいものを選べるので、子どもの機嫌に合わせて動きやすい場所でした。

訪問時(2024年8月)の店頭メニューによると、「淡路島たまねぎ」「淡路鶏」「淡路牛」を使ったオリジナルバーガーで、ビーフバーガーとテリヤキバーガーが880円、テリヤキチーズバーガーが950円、アボカドバーガーが980円でした。ソフトドリンクと少量ポテトが付くバーガーセットは各種バーガー料金+320円です。
同じ掲示に、一度に注文できるバーガーは5つまで、混雑時は提供まで時間がかかる場合があること、注文は代表者がまとめてすることのお願いが書かれていました。子連れで人数が多いときは、先に注文をまとめておくとスムーズです。

RED WAGONのすぐ近くには「AWAJI VORTEX」のオブジェがあって、子どもたちはここでも足を止めていました。

コンテナの前は人工芝の広場になっていて、ブランコが置いてありました。注文して待っている間、子どもたちはここで遊んでいました。
なお、営業時間については情報がまとまっておらず、公式サイトも現在つながりません。売り切れ次第終了という情報もあるので、昼の早い時間に行くか、行く前にお店のSNSを確認するのが確実です。福良CAPとしての定休日は水曜(淡路島観光協会サイト)です。
淡路島しふぉんの店 fortune(福良甲)
道の駅福良にあるシフォンケーキの専門店です。駐車場は道の駅福良の無料駐車場をそのまま使えます。RED WAGONと道の駅福良とあわせて、この一帯は車を1回停めるだけで回れるのが利点でした。
営業は10:00〜17:00(なくなり次第終了の場合あり)、火曜・水曜が定休です。臨時休業もあるので、ここを目的にするなら事前確認を。
じゃのひれドルフィンアーチ(旧・淡路じゃのひれドルフィンファーム / 阿万塩屋町)
ページ上部の写真が、その入口にあるイルカの看板です。

イルカとふれあえる施設です。じゃのひれアウトドアリゾートの中にあって、イルカとのふれあいだけでなく、キャンプ・乗馬・釣りなども楽しめます。 1か所で複数の遊びが選べるので、天気や子どもの体力に合わせて予定を変えられます。


海の上に組まれた桟橋を歩いて、いけすのすぐ横まで行けます。水面までの距離が近いので、体験に参加しない下の子も、上から見ているだけで飽きませんでした。
なお、現在は施設名が「じゃのひれドルフィンアーチ」に変わっていて、2026年4月に料金も改定されています。 子連れで行くときに効いてくるのは対象年齢です。公式の記載では、
- ドルフィンビュー(見るだけ):550円 / 4歳以上、3歳以下は無料
- バディタッチ(ふれあい):6,000円 / 全年齢対象、4歳以上推奨(4歳未満も有料で参加可。未就学児は保護者の同伴が必要で人数分の料金がかかる)
- ドルフィンフロートスイム:8,400円 / 小学生以上
- ドルフィンパワースイム:12,000円 / 小学生以上(期間限定。夏季〈7月中旬〜8月末〉は開催なし。開催日は予約サイト・Instagramで確認)
となっています。イルカと一緒に泳ぐコースは小学生からなので、未就学児中心の家族なら「見る・ふれる」までを前提に組むことになります。営業は9:00〜17:00(最終受付16:45)、通年営業です。
海鮮炉端うの(市福永)

当日水揚げの魚を出す海鮮のお店です。駐車場は無料でした。

公式サイトのとおり掘りごたつ席があり、私たちはこの席に通されました。足を下ろして座れるので、小さい子と並んで食べるのに落ち着ける席でした。

掘りごたつのほかにテーブル席も並んでいて、天井が高く明るい店内でした。

訪問時(2024年8月)のランチメニューは次のとおりでした(表示価格はすべて税込)。
- 特選定食 2,200円(お刺身4種類8貫・天ぷら5種・ご飯・お味噌汁・小鉢・漬物)
- 刺身定食 1,800円(お刺身5種類10貫・ご飯・お味噌汁・小鉢・漬物)
- 淡路牛ローストビーフ重 2,000円(お味噌汁・小鉢・漬物)
- 天ぷら定食 1,600円(ご飯・お味噌汁・小鉢・漬物)
- 淡路島の恵み丼 2,000円(淡路牛・海鮮・北坂玉子のコラボ。お味噌汁・小鉢・漬物)
- キッズプレート 900円(オレンジジュース付)
子ども用のキッズプレートが単品であるのは、子連れには大きいです。 ハンバーグ・エビフライ・ごはん・サラダ・ポテトが一皿にのった内容でした。また、すべての定食に+500円でデザートセット(手作りジェラート+ソフトドリンク)を付けられると書かれていました。
同じ掲示によると、ランチタイムは11:00〜15:00(ラストオーダー14:00)で、季節によって食材は変わるとのことです。

営業は11:00〜15:00と17:00〜23:00の二部制で、火曜定休です。夜の営業が23時までなので、宿に入る前の夕食にも合わせやすい時間帯です。
淡路島ジェラート VERDE TENERO(志知鈩)

牧場直営のジェラート専門店です。駐車場は無料でした。

訪問時(2024年8月)の店頭の黒板によると、ジェラートはシングル(1種)430円〜、ダブル(2種まで)550円〜、トリプル(3種まで)600円〜でした。手焼きワッフルコーンは「今シーズンは終了しました。次回10月から始まります」と書かれています。1カップにスプーンは1本で、2本目からは10円という案内もありました。
ほかにアフォガード600円(手作りジェラートにエスプレッソをかけるもの)、ドリンクはコーヒーがHOT500円・ICE600円、カフェラテ/まっ茶ラテ/ほうじ茶ラテがHOT550円・ICE650円、ジンジャーラテがHOT550円、煎茶・ほうじ茶がHOT400円でした。お土産向けの「おうちでジェラート」のカップ詰めは400円〜で、1種ずつ固く凍らせたものは2時間まで保冷がきくとのこと。保冷剤・保冷箱は有料です。
子連れで効いてくるのがここです。同じ黒板にイートインは7名様までと書かれていて、店内で食べられる人数はかなり限られます。車で食べる人は、買ったあと第2駐車場へという案内も出ていました。店舗前の第一駐車場は3台と狭いので、ゆずり合いへの協力をお願いする一文も添えられています。

フレーバーは窓に手書きのカードで1種類ずつ紹介されていました。訪問時はしらぎく牛乳が人気No.1、なるとオレンジミルクが人気No.2。ほかにプレミアムピスタチオ、塩キャラメルナッツ、パッションフルーツ、大葉みょうがバルサミコ酢、煎茶、ベリーベリーレアチーズが並んでいて、それぞれに産地や作り方が書き添えてあります。

注文すると、カウンターのショーケースから目の前で盛ってもらえます。

店の前には木のベンチが置いてあります。イートインが7名までなので、外に座れる場所があるのは助かりました。

店内には等身大の牛のオブジェがあって、下の子はここで足を止めていました。

カップには牛のロゴが入っています。
営業は11:00〜17:00。11〜2月は土・日・月曜のみの営業で、それ以外の時期の定休日は公式に明記がないため(淡路島観光協会サイトでは火曜・金曜)、行く前に公式SNSで確認してください。駐車場は店舗前の第一駐車場が3台と狭く、県道向かいの第二駐車場を勧められています(公式オンラインストアの店舗案内)。
回り方のヒント
- 福良まわりはまとめて回る。 うずの丘、道の駅福良(RED WAGON・fortune)は近いので、この一帯を午前に固めるのが効率的です。うずの丘の駐車場が混む前に着けるのが最大の理由です。
- じゃのひれは島の南端。 福良からさらに南東へ移動します。イルカの体験は時間が決まっているので、ここを入れる日は先に予約・時間を確認してから他を組むほうが安全です。
- 定休日がバラバラです。 火曜はうずの丘・海鮮炉端うの・fortune が休み、水曜はシルエラシルクロ・fortune・福良CAP が休みです。VERDE TENERO は11〜2月は土日月のみの営業で、それ以外の時期の定休日は公式SNSで要確認です(観光協会サイトでは火曜・金曜)。火曜と水曜は行ける場所がかなり減るので、曜日を選べるならそれ以外がおすすめです。
- 夏休みは時間帯の勝負になります。 私たちが諦めたのは「夏休みの平日の昼」でした。土日ではなく平日でこうなるので、繁忙期は朝から動く前提で組んでください。
各スポットの基本情報(2026年9月に公式情報を確認)
| スポット | 住所 | 営業時間 | 料金 | 定休日 | 駐車場 |
|---|---|---|---|---|---|
| シルエラシルクロ | 南あわじ市松帆古津路902 | 10:00〜18:00 | 商品による | 水曜(変更あり) | 無料 |
| うずの丘 大鳴門橋記念館 | 南あわじ市福良丙936-3 | 9:00〜17:00(店舗により異なる)、うずしお科学館は9:00〜16:30 | 屋上展望台は無料 / うずしお科学館 大人300円・小中高生100円・未就学児無料(保護者同伴) | 火曜(祝日は臨時営業)、12月中旬のメンテナンス休館、12/31・1/1 | 無料・200台 |
| RED WAGON | 南あわじ市福良甲1526-2(チャレンジモール福良CAP内) | 要確認(売り切れ次第終了の情報あり) | 商品による | 水曜(福良CAPとして) | 道の駅福良の駐車場 |
| 淡路島しふぉんの店 fortune | 南あわじ市福良甲1530-2(道の駅福良内) | 10:00〜17:00(なくなり次第終了の場合あり) | 商品による | 火曜・水曜(臨時休業あり) | 道の駅福良の無料駐車場 |
| じゃのひれドルフィンアーチ(旧・淡路じゃのひれドルフィンファーム) | 南あわじ市阿万塩屋町2648-6 | 9:00〜17:00(最終受付16:45)・通年営業 | ドルフィンビュー550円(4歳以上) / バディタッチ6,000円 / フロートスイム8,400円(小学生以上) / パワースイム12,000円(小学生以上) | なし(通年営業) | 無料 |
| 海鮮炉端うの | 南あわじ市市福永689 | 11:00〜15:00(ランチはL.O.14:00) / 17:00〜23:00 | 訪問時のランチは1,600〜2,200円・キッズプレート900円 | 火曜 | 無料 |
| 淡路島ジェラート VERDE TENERO | 南あわじ市志知鈩1-10 | 11:00〜17:00(11〜2月は土日月のみ営業) | 訪問時はシングル430円〜・ダブル550円〜・トリプル600円〜 | 公式SNSで要確認(観光協会サイトでは火曜・金曜) | 無料。店舗前3台+県道向かいに第二駐車場 |
公式サイト: シルエラシルクロ / うずの丘 大鳴門橋記念館 / 淡路島しふぉんの店 fortune / じゃのひれドルフィンアーチ / 海鮮炉端うの
泊まりにするなら
南あわじは大阪から車で行くと、島の中でもいちばん奥になります。1日で回りきるより、泊まって朝から動くほうが向いているエリアです。
※以下の宿は、いずれも提供を受けて宿泊した体験にもとづく記事です。
- 貸別荘パラン(南あわじ市津井) — 1日1組・最大10名の一棟貸し。南あわじエリア内にあります
- KITOW(淡路市) — 1日1組限定・ベビー用品つきのプライベートヴィラ
- simanoyadoya(淡路市) — 貸切のサウナ別荘
島の北側(淡路市)の遊び場は、淡路島の子連れ遊びスポットにまとめています。
こんな家庭に向いているか
小学生以上の子がいるなら、じゃのひれでイルカと泳ぐ体験を軸に1日を組めます。未就学児中心なら、うずの丘の展望台と道の駅福良まわりの食べ歩きで、移動を少なく回るほうが向いています。逆に、大型遊具やキャラクターのテーマパークを目当てにするなら、南あわじではなく島の北側(淡路市)を選んだほうが満足度は高いはずです。




